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未来を見据える眼差しの先にはグローバルなフィールドが広がっている未来を見据える眼差しの先にはグローバルなフィールドが広がっている

ロジスティクス・サポート事業部門
峯木 隆 2011年入社 理学部物理学科卒

日本の力を海外に
示したいという想い

写真 峯木が大学で専攻したのは物理学の素粒子論。就職に際しても、当初は理系の知見を活かした仕事を考えていた。しかし就職活動を進めていく中で、峯木の気持ちに変化が現れた。それは「大切なのは何を仕事にするかよりも、どのような環境で仕事ができるか」ということだ。峯木の中にあったのは、仕事を通じて自分を成長させたいということであり、「成長できる環境」が企業をみる機軸になった。その中で出会ったのが商社業界である。仕事のダイナミズム、そのグローバルな取り組みに惹かれた。一人ひとりが力を発揮し、活き活きと仕事ができるフィールドだと感じた。中でも、“グローバル”は峯木にとってキーワードの一つだった。というのも、「日本の力を海外に示したい」という想いを持っていたからだ。 「学生時代にシアトルに旅行したとき、日本人選手が出場するメジャーリーグの試合を観たことがあります。隣の外国人が、私が日本人とわかると話しかけてきました。日本人の活躍が誇らしかったですね。スポーツ以外の分野でも、日本はまだ大きな潜在能力を秘めているはずです。その力を、仕事を通じて示したいという気持ちがありました」 輸出梱包を中心とした物流関連サービスを提供する、ロジスティクス・サポート事業部門(以下LS事業部門)の業務は、その峯木の想いに合致するものだった。また面接等を通じて自然体で働ける、働きやすさを感じたことも、入社を後押しした理由の一つである。 写真

タイ大洪水による緊急事態、
難局を乗り越える取り組み

峯木が勤務する狭山LSセンターは、大手自動車メーカーのロジスティクス・サポートに特化した業務を担っている。主に海外の完成車組立工場へ、各種自動車部品に輸出用の梱包を施し、届けるのがその役割だ。その中で峯木は“枠外”と呼ばれるスペシャルオーダーを担当している。通常、生産計画に沿って自動車部品は輸出されるが、生産過程には様々なトラブルやイレギュラーがあり、計画外のオーダーが発生することが少なくない。それら緊急を要するオーダーに的確かつ迅速に対応することが峯木のミッションである。緊急事態の大波がやってきたのは、入社して1年目の2011年に起こったタイの大洪水の影響によるものだった。

写真 「タイは自動車メーカーにとって重要な生産拠点であるとともに、他国の生産工場に部品を供給する基地でもあります。しかし洪水の影響によって流通網が寸断され、部品供給が滞りました。その事態に対処するため、日本からアジア地域の生産工場に部品を送ることになったのです。通常の約10倍のオーダーが押し寄せました。現地工場、部品メーカー、デリバリーを担当する海貨業者、そして梱包の現場を調整し、速やかに輸出を実現するのが私の役割でした」 懸命な作業を続けている中、「今すぐにでも部品が届かないと工場の生産ラインがストップする」という報せが入った。通常、最短でもオーダーを受けてから現地に届けるまで一週間はかかる。峯木は部品メーカー、海貨業者、梱包の現場に非常事態であることを伝え、最速の段取りを組み、わずか二日で部品を届けることを実現した。現地工場から感謝のメールが届いたとき、安堵感とともに大きなやりがいを実感した。 写真

信頼関係の強さが
人を動かしモノを動かす

今回の取り組みは、峯木の想いでもある「日本の力を海外に示した」事例でもあった。それを実現できたのは、人と人とのつながりの強さだったと峯木は言う。

写真 「モノを動かすには人を動かさなければなりません。梱包の現場はもちろん、部品メーカー、海貨業者も含めて、同じ目的に向かってタッグを組む必要があります。その際最も大切なのは信頼関係。それがあったからこそチーム一丸となって難局を乗り越えることができたのだと思いますね」 そんな峯木が自分自身の課題として取り組んでいることが「現場を知る」ことだ。LS事業部門の基本業務が輸出梱包である以上、「梱包そのものを深く理解することが最適なサービスを提供する上で不可欠なこと」だからだ。そうした知識を吸収し経験を積み、近い将来、海外で働くことを目指している。 「当社には海外研修制度があり、勤務3年以上の応募資格を満たしたときにはチャレンジしたいと思っています。それをバネにして、当社の海外事業拡大に寄与していきたいと考えています」 峯木の眼差しの先には、グローバルなフィールドが広がっている。 写真

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