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プロジェクトNO.03 エコライナーの新規開発 モーダルシフトの申し子!31フィートウイングコンテナの新規開発

モーダルシフトの旗手として31フィートウイングコンテナ「エコライナー」を開発し既に9年が経過しました。その間に日通商事は、総計1,180本のエコライナーを納入し、環境に優しい鉄道輸送に貢献して参りました。今回は、その中でも輸送品質に気をつけてクリーンな輸送を実現した遮熱・通気型エコライナー「クリーンライナー」の開発をご紹介します。

プロジェクトの流れ 日通商事の動き

プロジェクトのスタート

コンテナ鉄道輸送時に、安全に問題なく、食品輸送を行いたいというお客様の希望から開発がスタートしました。

現状の問題点の整理

開発をスタートする前に、まずはお客様がどのような課題を抱えているのか整理するところから始まりました。ヒアリングを通じて、お客様にとってとくに問題となっている事が大きく2点あるとわかりました。

1. 食品輸送時に発生するコンテナ内部の臭気
2. 外部熱による輸送品の損傷

これらを解決するために、新しいコンテナはどのような素材・構造を採用しなければならないのか担当者が中心となって検討しました。

臭気・外部熱・汚れに対する様々な対策の実施

検討を進める中で、様々なアイデアが登場しました。アイデアの中でも、課題解決につながる有力なものが以下の4点でした。この4点を軸に、新しいエコライナーの開発がスタートしました。

1. 外気を取り込み臭気を抑えるためソーラーファンを設置
2. 外部熱から内部を守るため特殊遮熱塗装をコンテナ外装に塗布
3. 清潔な環境を保持するため内張りにアルミサンドイッチパネルを採用
4. 内部が汚れた場合に備え、床・壁面に剥がして使える再剥離シートを使用

実現可能かどうかの判断実験

まずは、これらの新アイデアが実現可能かどうか判断するため、中古の小型コンテナを用いて様々な実験を行い確認しました。

アイデアの有効性を実験で検証

実際にフルサイズの製品を開発する前に、小型のコンテナを用いたシミュレーションを実施しました。個々のアイデアが、想定している効果を本当に発揮するのか。また、実用に耐えうるのか、様々な角度から実験を重ねました。

臭気実験・熱実験・通風実験・水密実験の様子

臭気実験・熱実験・通風実験・水密実験の様子

試作試験の段階へ

小型コンテナ実験の結果、機能的に実用可能と判断したため、次に実際の31フィートウイング型で試作モデルを作成し試験を実施しました。

試作試験の実施

Topics
成功の裏には 閉じる
小便小僧と呼ばれたコンテナ

試験時、ソーラーファンの収納部の排水構造が問題で雨水がコンテナの側面から勢いよく噴出してしまう現象が発生。お客様から「このコンテナまるで小便小僧みたいで使えないね」との指摘がなされた。
その後、ご指摘をいただいた改良を重ね、問題点をクリアしていった。

実験も終わりフルサイズの試作型コンテナを作成しました。業界初の試みとなる試作コンテナの実験を行い、遮熱効果も期待通りで通風試験も問題なくクリアし、順調に開発は進みました。

試作試験の様子

試作試験の様子

新規コンテナの完成

様々な実験を重ね、また一つお客様のニーズに応える新たなコンテナが完成しました。

クリーンライナーの完成

このような小型実験、試作試験を行って生まれたのが臭気対応31フィート遮熱・通気コンテナ。通称【クリーンライナー】です。日通商事は常にお客様の要望に応える新しいコンテナの開発に努力しております。

完成したクリーンライナー

このプロジェクトに関わったサービス

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